お金のパーソナルジム (資産・収入を増やすためのトレーニング)

お金や収入を増やしたいにも関わらずなかなか増やせない。その理由は、才能がないからでも、努力不足だからでもありません。ただ単に、お金を増やすことために必要な考え方・習慣を身につけていないからです。それを身につけることなく、どれだけ時間をかけても望む結果は得られません。複数の収入源を作り給料の何倍もの収入を得られるようになった考え方等を紹介します。

普通の会社員がお金を増やす方程式

増えるお金=(収入-支出)+資産×運用利回り

これはお金を増やすための方程式であり、サラリーマンだろうと、フリーランスだろうと、主婦だろうと、学生だろうと誰にでも当てはまる当たり前の方程式である。

 

今回は、会社員やサラリーマンである方を対象にし、会社員であることのお金の面のメリット・デメリットを明確にし、メリットを活かしながら、デメリットを避けてこの方程式を利用する方法を考えてみたい。

 

会社員のお金の面での主なメリットと言えば、安定収入、社会的信用(お金を借りることができる。ローンを組める)が高いことが挙げられるだろう。

 

一方で会社員のデメリットは、収入がなかなか上がらない、税金が高いことが挙げられるだろう。

 

このメリットを活かし、デメリットを避ける方法は以下の通りである。

 

・安定収入

会社員は基本的には毎月定額の収入を得られる。これは会社員以外ではありえない状況だ。何がメリットかと言うと、毎月の収入が先々も見通せることである。

 

先々が見通せるということは、収入の予定を立てることができお金の収入と支出の調整がしやすい。これは個人事業主フリーランスではありえない話である。基本的には毎月収入は変動するため、あまり先々の見通しが立たないのが通常である。

 

収入の予定が立つということは、方程式に沿って考えると、支出の額を収入の額以下にすればよい。そして残ったお金を運用に回せばよいのである。収入が一定であるので支出の額も調整しやすい。これが安定収入というメリットを利用した方法である。

 

 

・社会的信用

社会的信用が高いということは、金融機関からお金を借りることができる、クレジットカードを作ることができるということだ。

 

会社員でないと、お金を借りることは非常に厳しい。また、借りることができたとしても金利がとても高くなる。また、そもそもクレジットカードもなかなか作ることができない。この、比較的金利が低くお金を借りられるということを最大限に活かして、方程式に記載されている資産を増やすのである。

 

例えばローンをして不動産を購入する、株式投資の資金にする。お金を借りる以上は金利を支払う必要があるが、収入が金利の額を超えていればお金が増えることになる。

 

 

次にデメリットに対する対応を考えてみたい

・収入がなかなか上がらない

会社員で月収を1年で5万円上げるというのは非常に困難な場合が多い。年齢や役職にもよるが、月収が5万円上がるためには何年もかかるのが普通だと思う。

 

逆に1年で5万円下がるということも殆ど無いと思われる。減額できる分は法律等でも定められているので影響は限定的になっている。

 

つまりどれだけ頑張ろうが頑張らない場合でも収入への影響は限定的ということになる。

 

そうであるならば、会社員の業務に支障が出ない範囲で、例えば月5万円を稼げる仕組みの構築、資産の購入に注力するというのが合理的な判断となる。

 

経験上、5万円を稼ぐ仕組みを作る方が、会社員として月収5万円上げるよりも容易であるので是非とも挑戦してみて欲しい。何をしてよいか分からない場合は私に相談して頂ければと思う。

 

・税金が高い

会社員は収入に対して、税金が課される。更には収入が多ければ多いほど多くの税金を払わなければならない累進課税制度が取られている。

 

会社員の収入については仕方ない。一方で、それ以外の収入は、会社員の収入と合算されるケースもあるので、そのデメリットを避けるためには、個人事業主として行うか、会社を設立してしまうことである。

 

私自身も会社を保有して会社の事業として行っているが、会社員と個人事業主・会社ではそもそも税金に対する発想が異なるため、個人事業主や会社の事業として行った方が圧倒的にメリットがある。

 

個人事業主や会社に対する税金は売上から経費を差し引いた利益に対して課される。会社員が売上に対して課されるのに対して、個人事業主や会社は経費を使った後の利益に対して課されるのである。

 

使ったお金を全て経費にすることは厳しいものの、事業に関する支出は経費として認められるので、税金を合法に減らすことが可能なのである。

 

以上が会社員であるメリットを活かしながら、デメリットを可能な限り避けて、お金を増やす方程式を利用する方法である。