お金のパーソナルジム (資産・収入を増やすためのトレーニング)

お金や収入を増やしたいにも関わらずなかなか増やせない。その理由は、才能がないからでも、努力不足だからでもありません。ただ単に、お金を増やすことために必要な考え方・習慣を身につけていないからです。それを身につけることなく、どれだけ時間をかけても望む結果は得られません。複数の収入源を作り給料の何倍もの収入を得られるようになった考え方等を紹介します。

お金が貯まらない人の共通点 1

私は、お金の相談を多く受けるが、その中でお金が貯まらない人にはいくつかの共通点がある。その共通点を紹介したい。是非当てはまることがあれば見つめなおして欲しい。

 

・お金はいつか貯まると思っている
これは比較的若い方(20代~30代)に多い思い込みだ。彼らが貯まると思っている理由は、比較的単純で、自分たちの親・祖父祖母がお金をある程度貯めているから。が多い。

 

この考えは間違っていると言わざるを得ない。何故なら、今は親・祖母祖父とは時代が違うからだ。

 

親や祖母祖父がお金を貯めることができたのは、主に以下のいずれかに起因している場合が多い


  ・終身雇用・年功序列が機能しており、年齢が上がるにつれて給料も上がり、
   クビやリストラに合うことなく、どこかでお金を貯める機会があった。
  ・バブル期を経験し貯金だけでもお金を大きく増加させた
   (定期預金金利が7%というような話はザラにあった)
  ・定年後も年金をしっかり受給している

 

ところが、今はどうかというと、あなたもご存知の通り、給料は上がらない、終身雇用も怪しくなってきた、年功序列もあまり機能していない、年金も減額が当たり前で本当に受給できるかわからない。という状況である。

 

つまり、昔は結婚して、マイホームを購入して、子供を育てても貯金をするチャンスがあったのだが、今は結婚しなくても、マイホームを買わなくても、子供がいなくても、貯金をすることが困難なのである。

 

その違いを理解せずに、親や祖母祖父が貯金があるから自分も大丈夫だと思ってしまうのは非常に危険なのである

 

 

・お金の話は下品であると思っている
お金について話すのは下品であるというのは、高度成長期に従業員がお金について文句をあまり言わずに働かせるための策略という話も本当かどうかは分からないがある。

 

私は個人的にはこの話は本当ではないかと思っている。経営者からしたらお金にの話は下品であると従業員が勝手に思ってくれた方が、面と面向かって昇給などの話をして来ないため、人件費を抑えることができてありがたいからである。

 

「お金の話は下品である」「お金よりも大切なものがある」と確かに言う人が多い。

 

「お金の話は下品である」と言う人に限って、同僚やお隣さんの年収が気になって仕方がなかったり、貧乏と見られたくないから無理して高級外車を買ったり、と完全にお金に支配され、言ってることとやっていることが真逆のケースが多い。

 

また、「お金よりも大切なことがある」というのも本当によく聞く言葉ではあるが、このフレーズを言う人間に限って、たいしてお金を稼いだこともない人間が言っていたりする。十分なお金を持ったこともない人間が、何故確信をもってこのようなことを言えるのかが分からない。